セラピーサロン「モデラートカンタービレ」 の日記
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鎮魂・祈り
2021.01.17
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月は魚座にございます。
水のエネルギーが満ち満ちています。
夜明け前に大きな揺れを感じて目を覚ましました。
スマホで確認しても地震情報は出ていません。
夢にしてはリアルな体感だったと慄きながらまどろんでいました。
そう、今日はあの日・・・。
魚座の水の日のキーワードは瞑想、隠者のカード、祈り、癒しです。
祈り
阪神・淡路大震災から26年。
誰もが忘れることのない今日のこの日、あの日の今日。
毎年、この日にはこの文章をアップしています。
また、拙著「ライフ オブ ア ファース」の第二章 離島生活 -島から世界へ-「大震災と障害者手帳」にも掲載しています。
あの日、私は、単身、鹿児島のとある宿に泊まっていました。
屋久島に暮らしていた頃です。
長く患っていた右手首がとうとう動かなくなって、病院へ障害者手帳の交付手続きをしに行くため、前日から鹿児島に渡っていました。
明け方、奇妙な夢を見ました。
離れて暮らしている実家の両親や妹弟、祖母が総出の夢で、びっくりして飛び起きました。
胸騒ぎがして、居ても立ってもいられません。
街に飛び出し、公衆電話を探します。まだ、携帯電話が普及する前です。
やっと見つけた公衆電話で実家に電話をかけると、父が出て、ものすごく慌てた様子で手短に喋って、電話はすぐ切れてしまいました。
「こっちは心配ない! 茶碗が割れただけだから!」と。
一体、何のことだろう? いつも威厳を持った父が、あんなに慌てるなんて? 不安でたまりません。
病院を目指しながら、公衆電話を見つける度に、実家に電話をかけなおしてみますが、何度かけても繋がりません。
病院に着いて、ロビーのテレビで目にしたものは!
まるで大蛇がのたうちまわるかのごとく、うねりながら横倒しになった高速道路。
街のほとんどが崩壊し、次々に火の手が上がる神戸の街でした。
このことだったんだ!
関西がとてつもなく大きな地震に襲われたのだ!
慌ててロビーの公衆電話で電話をかけましたが、当然、何度かけても繋がらなくなっていました。
そういえば、震災が起こる一週間ほど前だったでしょうか、屋久島の海浜温泉のお湯が干上がるという、珍しい現象がありました。
地元のお年寄りたちは、こんなことは滅多にあるものではなく、これは天変地異の前触れだと、密かに囁いていました。
あの時、無事だった父と祖母は他界しました。
震災を語り継ぐ世代が、年々と減っていきます。
思い出して語ることは、鎮魂に繋がります。
今日の、この日、黙祷を捧げます。
